外国人に「I’LL KILL YOU.」と言った話

今月、オーストラリアで外国人に「殺すぞ」と言った。
冗談ならまだしも、半分本気で言っていた自分がいたからとても危なかったし、自分自身を怖いと思った。

ダウンタウンの浜田が芸人に「殺すぞ!」と言うことはあっても、実際に殺意を込めて言う場合とは雲泥の差がある。そして誰かを殺すのを想像して言った言葉は後にも自分を傷つけることに気づいた。

(たいていの殺人の理由がくだらないもののように)自分がそう言ったきっかけは本当にくだらないことだった。宿泊したドミトリーの部屋の女の人が鼻で自分を笑ったからだった。そして同じ部屋で彼氏とイチャイチャしまくっているのにものすごい(、本当にものすごい)嫉妬を感じたからだった。

オーストラリアは人種差別の比較的少ない国だけれど、女性(特に若い人)はアジア系の男子をどこか下に見ているように感じる。大してイケメンでもなく、トーク力もエスコートする力もヨーロピアンと比べて劣っているアジア系を女性は「ただのイモ野郎」としか見ていないように見えた。

だからあっちの国の女性にある「鼻で笑う態度」に対していら立ちを抑えられずにはいられなかった。そして自分には笑われたあと、ボーイフレンドと影で笑っているように思えた(実際はどうかわからない)。

だから彼氏を含めて二人に言った。
「If you laugh at me again, I will kill you.」
「もしまた鼻で笑ったら、殺すよ?」

彼氏の方はジョークで返してきたけど、次の日には二人ともチェックアウトをしていた。自分が原因でチェックアウトしたのかわからなかったけど、後でさすがに言いすぎたなと思った。

訴えようとすれば「脅迫罪」で起訴されるけど、それ以前に人に対して「殺すぞ」は人間の深いレベルで決して言ってはいけない言葉だと痛感させられた。

だからこれからは人に対して「殺すぞ」とは言わない。
人と人の軋轢(あつれき)は脅迫ではなく、対話で解決していきたい。できなければ軋轢から避ければいい。
ただそれだけのこと。

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